大根のつまのトリビア

しげちゅう

2018年08月20日 18:35

いつも沢山の閲覧ありがとうございます(*´ω`*)

釣った魚をお刺身で食べる。

アングラーに取って贅沢な一時ですよね!

よく居酒屋さんとか、食堂や料亭だと必ず刺身と一緒についてくるのが、大根のつま!

普通に食べて美味しい大根のつまのトリビアです。

そもそもなんでつまって言うの?

色々な説がありますが、妻のように寄り添うからつまとか、刺身を引き立たせるから、妻が旦那を引き立たせるからつまとか、端に置くから端(つま)って呼ぶようになったとかがあります。

それなので、大根の千切りだけがつまではなく、大葉やみょうが、きゅうりやワカメ、ホジソなども総じてつまと呼ぶようになりました!

ちなみにみょうがなどを千切りにして、立ててあるものは、ケンと言います。

なんでつまが刺身と一緒なの?
一番の理由は見栄えが美しくなる事ですが、実は殺菌作用や臭み消しや食中毒予防につまがなっているんです。

大葉やみょうがなどは抗菌作用がありますし、ワサビは辛味の為にあるわけではなく、殺菌作用があるから刺身と一緒に食すんですよ(*´ω`*)昔は冷蔵技術が未発達だったので、刺身を食べる場合は薬味と一緒に食べる事で食中毒の予防をしていたんです。また生姜やニンニクは生臭みを消すために使われるので、カツオなどの青魚と一緒に食すんです!

ちなみに料理の世界では、一番最初に練習させられるのが、野菜の皮剥きから始まって、つま剥きを最初に覚えます。

大根のつまは、大根を桂剥きにして、それを重ねて並べて細く切って作ります。桂剥きが下手だと一人前の料理人ではないと言われるくらい練習させられます。厚く剥けば、ただの大根のなますか味噌汁にしかならないので、薄く剥くには技術が必要です。

今は大根のつまを剥くにも、つま切り機などがありますが、機械で作るとつまに艶がなく、安っぽいつまになってしまうので、自分はずーっとつまは手で剥いて打っています。


今さっき打った大根のつま。水にさらして大根の臭みを取ります。

ご家庭ではなかなか難しいですし、今の人は包丁が使えない人もいるので、機械を使ってでも良いので、刺身に添えてみてはいかがですか?

よく大根のつまがしゃきっとしないのよねとお店でお客さんから聞くことがありますが(このお客さんスゲー笑)、流水で臭みがなくなるまでさらしたら、ボウルなどにつまと水を入れたら、焼きみょうばんを少量入れてあげるとしゃきしゃきになります!もちろん新鮮な大根を使ってくださいね。

滑らない靴とライフジャケットを着て安心安全な釣りを楽しみましょう!もしもの時は118番

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