エギングのライン・リーダーについて

しげちゅう

2018年07月11日 19:27

いつも沢山の閲覧ありがとうございます!

毎日暑い日が続いてます。熱中症にはくれぐれもお気をつけください

秋のエギングシーズンに向けて数回に分けてタックルについての考察を書いてみようと思います。

第1回目の今日はライン・リーダーについて




エギングと言ったらPEラインを使いますよね!
各社から沢山の種類が出ていますが、実際どれ使えばいいの?

好みで選びましょう!

これではブログを書く意味すらないので、おすすめを含めて書きます(笑)

まずPEの太さですが、これが意外と悩みます。
秋イカに関して言えば、イカが小さい分そんなに太くなくても大丈夫なのですが、メリットとデメリットが存在します。

細いPEラインのメリット
・細いラインでガイド抵抗が減り、餌木の飛距離が出る
・ライン自体が軽くなるので、たるみにくい分当たりが取りやすい(太くなれば当たりの伝達率は高くなるので、理論的に手元に伝わりやすいですが、たるむ分ボケる事もあります)
・風に強い(太いラインに比べたら)

細いPEラインのデメリット
・餌木が根掛かりした場合は回収率がすこぶる悪い
・春イカ兼用にできない

太いラインのメリット・デメリットは、逆に考えてもらって大丈夫です。

この中で一番痛いのは餌木が回収できない事ですよね!せっかく買った餌木が根掛かりして、ラインが切れてロストする事はよくある事なんですが、細ラインほど切れやすいので、回収率が物凄く悪くなります。餌木も決して安くないですし、春のエギングの時は藻との戦いなので、引っ掛かっても取れないとなると、何本餌木があっても足りません。

一番の判断基準は釣り場の根の荒らさや、藻の生え具合を考えてから選んだ方が正解だと思います。

自分は
根が荒い場所や春イカ兼用でPE0.8号~

根が荒くなく、根掛かりの心配が少ない場所では~PE0.6号

こんな感じで使っています。

替えスプールを用意して違う太さのPEを巻いておく事で、現場あわせができますので、おすすめです。

ちなみに0.6号と0.8号でどれくらい餌木の回収率が違うかと言うと、全然違います(笑)
エギングを始めた頃、一釣行で酷い時はエギを8本以上ロストしたとか経験がありますが、その時使っていたのは0.6号でした。あまりにもロストするので、0.8号にしたら、ほとんど回収出来るようになりました!

エギのシンカーが岩の間などに入ってしまったら、何をやっても取れない事もありますが、一番引っ掛かる確率が高いのが海藻ですよね!柔らかい海藻なら0.6号でも海藻を切って回収できますが、硬い海藻だと引きちぎる前にラインが切れて、結果餌木をロストする事も多々あります。

0.8号にする事で、硬い海藻でも引きちぎる事も出来ますし、エギのカンナを曲げて回収出来た時も沢山あります。
エギの回収率を更に上げる為に1号のPEを使われている方もいらっしゃいますが、やはり飛距離が犠牲になるので、回収率が高く飛距離も損なわないのが0.8号かなって思ってます。

根掛かりの外し方は釣りの本やネットに沢山出ているので割愛します。
色々な方法を試してみて、最終的に引っ張ってラインを切る時は、一気に引かないで、じわーっとゆっくり引っ張ってみて下さい。ゆっくり引っ張る事で、餌木のカンナを曲げて回収出来る時もありますし、硬い海藻でも切る事ができる事もあります。

PEラインは4本拠、6本拠、8本拠、12本拠と種類がありますが、よく言われている事は、拠り本数が増えるにつれて、ラインの表面の凸凹が滑らかになるので、飛距離が出る分、リーダーとの摩擦が少なくなるので、ノットの組方によっては、スッポ抜けやすくなります。

自分は8本拠を使っています。

PEラインのカラーは、ご自身の好みで大丈夫ですが、ナイトエギングだとライン自体が見えないので、あまり関係ありませんが、デイエギングなどでは視認性の高いカラーの方がラインで当たりが取れるので、見易いカラーで単色でも1メートルおきにマーカーが入っているのをお勧めします。

自分が使っているPEラインはこちら

YGKよつあみ リアルスポーツ G-soul X8 アップグレード 150m


ショアはみんなG-soulを使ってます!メバリングではx4、エギングはx8を使ってます。コスパも良いし、強度もあるのでおすすめ!ラインはグリーンとシルバーの2色あります。

ここからはリーダーについて!
リーダーはフロロカーボンラインを使います。

リーダーの長さは自分は1ヒロに設定して、ラインに傷が入ったら切って結び直したり、リーダーを組み替えたりします。これは餌木のロストに直結しますし、せっかくイカがかかったのに、切れては意味ないので、一番気を使います。

リーダーの太さですが、PE0.8号を使う時は2号、PE0.6号を使うときは1.75号を使っています。

リーダーのスナップ接続部から切れてくれる号数を基準に選びました。これより太いのを使うとPEから切れてしまうし、リーダー組み直すのは大変なので(笑)
ちなみに春のエギングでは3号を使ってますよ(*´∇`*)これは海草帯を攻めるので、対摩耗性を上げるためです。

よく使ってるのはこちら

クレハ(KUREHA) シーガー バトルエギリーダーII 30m


根ズレに強いので、好んで使います。価格も手頃です。1.75号が無いので、今度1.7号を使って問題ないなら統一しようかと思ってます。

シマノ(SHIMANO) CL-E23K Sephia leader EX Fluoro 30m


使ってみた感じ使いやすいです。ただバトルエギリーダーより高いので、2番手かな(笑)

ノットの組方ですが、自分が多用しているのはSFノットです。FGノットも組めるんですが、こちらの方が簡単でめんどくさくないので(笑)

今日はエギングのタックルの中のラインとリーダーについて考察しました!

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